特集 フランチャイズビジネス 第2回 FRAX TOKYO|株式会社ウィズリンク

取材展示会概要
展示会名:第2回 FRAX TOKYO
会 期:2022年1月13日(木)~15日(土)
会 場:東京ビッグサイト
主 催:RX Japan株式会社 (旧社名:リード エグジビション ジャパン)

「既存店売上2019年越え」そう構えるのはラーメン店を国内外に出店する株式会社ウィズリンクだ。2019年はまだ新型コロナウイルスが世界各地で感染拡大する前だ。コロナの影響が深刻な飲食業界でこれはとてつもない数字である。

コロナウイルスの終息後にも大きく期待が持てるビジネスモデルについて店舗開発を担当している管理本部担当部長である春木慎吾氏に話を聞いてみた。

株式会社ウィズリンク管理本部担当部長 春木慎吾氏

ー御社のビジネスモデルについて読者の方にご紹介をお願い致します。

春木 ラーメン店のフランチャイズ展開を行っております。加盟いただくと、毎月3%のロイヤリティをお支払いいただき、弊社から食材を卸しと店舗の運営指導をさせていただきます。

ーどういった加盟店オーナーさんが多いのでしょうか?

春木 個人の方が独立開業されるのが多いですね。他には既に事業をやられている方が別の柱がほしいですとか今の事業を止めて、新たに始められるとかでしょうか。

ー個人で独立開業される方は飲食店の経験がある方が多いですか?

春木 経験の有無は全然関係ないですね。ラーメンは日常食でどこに出店してもお客様に親しまれやすいので、開業はしやすいと思いますね。弊社のノウハウを学んで、さらに3店舗や4店舗と拡大される方もいらっしゃれば、自分独自の飲食店を開業される方もいらっしゃいます。

ー現在の何店舗出展されていらっしゃいますか?今後の目標も教えていただきたいです。

春木 現在は国内外合わせて70店舗ございます。もちろん国内でも増やしていきたいですが、海外での拡大に力を入れたいですね。今海外では26店舗出店しているのですが、海外では日本食のブームなのでラーメン市場がまだまだ伸びしろがあると考えています。

コロナのオミクロン株が現れる前にはスコットランドやベトナムからも問い合わせを頂いておりました。今後、海外にもっと発信していくために日本でしっかりとしたフランチャイズパッケージを確立して海外の方にも届けるのが目標ですね。

ー同業他社さんとの違いはや特徴ってどんなものがありますか?

春木 それは商品力ですね。ラーメンって他の飲食店に比べて実は競合しにくくて、商品開発に集中できると思っているんですよ。ラーメンってお店多いから競合するんじゃない?と思われる人が多いんですけど、お店ごとの違いが出しやすいので競合しないんですよ。味噌ラーメン専門店もあったり。塩ラーメン専門店もあったりしますし、豚骨ラーメンでも関東と九州で全然味が違う。個人的に好きなラーメン店がある方も多いので常連さんもつきやすいんですよね。なので思われている以上に競合ってしないんですよ。

それに居酒屋さんみたいに色んな商品を提供しないので商品開発に集中できるんです。
ラーメンのスープと麺、チャーシューや卵。そこに集中してやれば同業と競合しない美味しいものが完成できます。

実は創業者がカレーや焼肉、宅配寿司だったりの色んなFCに加盟してノウハウを勉強した末に、安定して収益が見込めるのはラーメンだろうとなったんですよ。ですので、うちのラーメン店は色んな飲食店のノウハウが詰まっているんです。

株式会社ウィズリンク
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