特集 フランチャイズビジネス 第3回FRAX TOKYO |小麦の禁断症状

第3回FRAX TOKYO
会期:2023年1月12日(木)〜14日(土)
会場:東京ビッグサイト
主催:RX Japan株式会社

消費税の増税や物価高騰などの影響で、外食産業が不振となる中、テイクアウト専門店が飲食店における新たな販路として、存在感を増している。

消費者としては気軽に商品を購入しやすく、また好きな場所で好きな味を楽しむことができるため、新型コロナウイルスをきっかけとしながらも、店舗での消費と肩を並べるほど需要が高まっているカテゴリーだ。

既存店におけるテイクアウト部門の導入は、経営者としては大規模な設備投資が不要で、人員も少なく済むため、気軽に始められるという点も拡大傾向の理由の一つだろう。

そんな人気が高まるテイクアウト専門店事業へ、YouTubeのチャンネル登録者数180万人の人気YouTuberがカレーパンを目玉商品に参入、大きな注目を集めている。

第3回FRAX TOKYO特集の今回は、カレーパン専門店「小麦の禁断症状」をプロデュースするラファエル氏に話を聞いた。

写真撮影にも快くご対応いただきましたラファエル氏。彼自身のブランド力を活かしたマーケティング支援はFC加盟店にとって大きな追い風だ。

ーー今回、FRAX TOKYOに来られなかった方や「小麦の禁断症状」のフランチャイズに加盟したいとお考えの読者に向けて、ラファエルさんのビジネス「小麦の禁断症状」について詳しく教えてください。

ラファエル氏(以下、ラファエル) 僕は、揚げたてカレーパン専門店のフランチャイズ「小麦の禁断症状」を展開しています。

副業や脱サラを考えているサラリーマンに多いのが、地方で不動産を買って、その家賃収入で生計を立てようとするケースなんですよ。でも、そういう副業ビジネスの場合、収益って実は月に10万円もないくらい、それぐらいしか残らないんですよね。

僕が提案するフランチャイズビジネスは、そういったマインドの方をターゲットにしています。

初期投資としては出店場所によって500万円くらいかかりますけど、売上によっては月に40万円利益が出るようなビジネスなんです。脱サラの方にも始めやすくて、安定した収益モデルを手に入れられるという点でとても良いのかなと思っています。

ーーそうすると、独立したい個人におすすめですか?

ラファエル そうですね。個人でも始めやすいビジネスなので、法人だけでなくいろいろな方に成功してもらえるようにと考えています。

ーーラファエルさん自身のインフルエンサーとしてのパワー、それを活用した本部のパワーと、話題性もあるビジネスですよね。

ラファエル 先日YouTubeで「令和の虎」さんの番組にも出演し、コンサルティングしていただきました。

僕自身、強みとしているSNSについては、120%の力を注いでいます。ですがフランチャイズ展開については、まだまだど素人なので、周りの社長方との繋がりも活かしながら、その道のプロの意見を取り入れながら運営しています。

ーー現在のフランチャイズ加盟数はどのくらいですか?

ラファエル 去年の夏にはじめたばかりなので、まだ2店舗です。麻布と静岡に1店舗ずつあります。2月には、神戸に出店する予定です。

これからどんどん全国展開をしていく予定で、今年中に50店舗は展開していきたいですね。

ーー全国制覇が目標なのですね!フランチャイズに加盟する場合、初期投資や毎月の費用はどのくらいでしょうか?

ラファエル まず、加盟料を300万円いただいています。

出店場所によって、初期投資は全部で500万円くらいなんですね。

その後、売り上げから数%分をいただく形です。
大手企業さんがフランチャイズ展開を行っている方法を参考に仕組み作りをしました。

ーー最後に、テイクアウト専門業界には同業他社さんもいらっしゃいますが、差別化できている点を教えてください。

ラファエル 僕たちはカレーパンを専門にしている点が他との違いだと思っていました。まぁでも、ホリエモン(堀江貴文)さん発案のカレーパン専門店「小麦の奴隷」がありますので、もう差別化もなにも…… いよいよ全く同じになってしまいましたね(笑)

小麦の禁断症状
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