【365日豆皿つまみ】大根の五香粉甘酢漬け|12月 冷水希三子の冬野菜&スパイスつまみ

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December 3, 2022 | Food | 365 MAMEZARA TSUMAMI

12月のご担当、料理家の冷水希三子さんが作ってくれたのは、冬に甘みが増す旬の野菜と、寒い時期に体を温めてくれるスパイスを組み合わせたおつまみ。スパイスの香りがアクセントになり、おつまみががらりと新鮮で特別な味わいに。「スパイスは、食材の味を引き立たせてくれるもの。奥に香りの層を感じさせるくらいほのかに香るのがいい」という冷水さん。意外性のあるスパイス使いは別のお料理にも応用できるので、ぜひ挑戦してみてください。【12月3日】

●大根の五香粉甘酢漬け


「五香粉」は中国の代表的なミックススパイスで、クローブ、シナモンなどを配合した、甘くエキゾチックな香りが印象的です。この五香粉の複雑な香りが大根にとても合います。甘酢漬けは味の輪郭を作るために唐辛子や柚子を入れるのが一般的ですが、このレシピでは五香粉が味を立たせる役割をしてくれています。

レシピ(作りやすい分量)

大根 150g 
塩 1g 
酢 大さじ1 
水 大さじ1 
砂糖 小さじ2/3 
五香粉 少々

1. 大根の皮をむき、スライサーでイチョウ切りの薄切りにする。

2. ボウルに1の大根と塩を入れてよく揉み、30分ほど置く。水が出てきたら絞ってボウルに戻す。

3. 2に酢、水、砂糖、五香粉を加えて混ぜる。仕上げに五香粉(分量外)を適量かけて完成。

本日の豆皿:塚崎愛さんのプレート皿

以前〈IDÉE〉でイベントをしたときに、塚崎さんがアクセサリーベースとして作っていたプレートが素敵で、釉薬の成分などを調整して、お皿として仕上げてもらいました。前菜や、パンのためのバターを載せてもよく合うので重宝しています。