年収300万で貯金ゼロなのに、3ケタ万円の赤字ビルのオーナーになった建築家の話

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【リノベのススメ】

北海道函館市の〈カルチャーセンター臥牛館〉は、築年数不明、1934年の函館大火を乗り越えた4階建てビル。地元の人の動線である銀座通りと、観光動線である金森レンガ倉庫群を結ぶ恵まれた立地ではありますが、延べ面積1160平米のビルの運営には、3ケタ万円の赤字が出ていました。それを一棟まるごと「買わないか?」と話を持ちかけられたのは、建築家の富樫雅行さん。しかし当時、年収300万で貯金ゼロ。個人事業主から合同会社にしたばかりで、さっそくの赤字でした。「人生で初めてビルを買う」という貴重な体験記。

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この連載・カテゴリーは? 地方都市には数多く、使われなくなった家や店があって、そうした建物をカスタマイズして、なにかを始める人々がいます。日本各地から、物件を手がけたその人自身が綴る、リノベーションの可能性。