「最近の若い教師は雑務が多すぎる」…安倍晋三を裏で操ったJR東海の天皇・葛西敬之の教育観

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「葛西敬之?そんなたいして有名でもない企業経営者が、日本を牛耳ってたなんて、そんなわけないだろう」
 本書を読む前は、多くの人がそう思うようだ。森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、一企業経営者にすぎない葛西氏が、官邸の人事を牛耳り、霞が関と内通して政策に口を出し、はてはNHKの会長選びに介入してマスコミを支配する姿までが描かれる。
『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第12回(5)