車中泊仕様アリア、ほぼ完成しました。EVの新しい未来が待っている感じです!!

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ここ最近私が夢中で行っていたのはアリアの車中泊仕様へのカスタマイズです。目的は車の中で自由自在に仕事をしたり、眠れるようにすることです。

元々のきっかけは、キャラバンマイルームのパンフレットを日産のディーラーさんでちょうどアリアの充電の時に見かけたことでした。

www3.nissan.co.jp

もともと車中泊には興味があったのですが、キャラバンマイルームのあまりの素晴らしさにもうほとんど買う気になっていたのですが、プロパイロットもないから運転もしづらそうだし、駐車場も色々限定されるしということで、さすがにちょっと冷静になって、少なくとも手持ちのアリアでできることはとりあえずやってみようと思ったのです。

とりあえず車内で目的としたいことは大きく3つありました。

その1 パソコンで快適に仕事ができるようにする

その2 家やホテルにも負けないぐらい快適に眠れるようにする

その3 上記を満たしつつも、車としての性能を決して失わない

まず、パソコンで快適に仕事をするためには、ノートパソコンのほか、私の親指シフト仕様のHHKBも必要ですし、リラコンとピクセルの組み合わせで、Windows を使ってる時でも、 Android のピクセルの優秀な音声入力が使いたいのです。

そうすると出先でこれを一式組み立てたり、持ち歩くのはちょっと重すぎるので車に乗っけておきたいのですが、これまでの車のスペースだとこれらを全部展開する場所がないわけです。ハンドルテーブルや座席のテーブルも試したことはありますが、グラグラするのであまり向いていませんでした。

そこで、パソコンテーブルをどこかに設置したいと考えました。

そして2番目のホテルに負けないほど快適な睡眠場所を作るためには、フルフラットで良い寝具で寝れることが必要です。幸い、私は158cm しかありませんので、アリアで荷室から後部座席を倒してスルーにすると、助手席までで180cmとれますので、手足を伸ばしてもゆったり眠ることができます。

なので、ここにベッドになりそうなものを設置したいと考えました。

3番目のポイントはだからと言って、車との性能を一切失いたくないということです。いつでもどこでも元に戻れるようにしておきたいので、大幅なカスタマイズはしたくありません。そしてこれまで通りプロパイロット2.0の恩恵も受けたいのです。

とりあえず何もわからないので色々ググって調べたり、カスタマイズ専門の業者さんにお話を聞いたりしながらコツコツと進めていきました。そして、後部座席を半分倒して、そちらの部分は荷室と合わせてベッドにして半分の後部座席をワーキングスペースにすることにしました。

最初のうちはとりあえず、オリジナルの状態のままフラットにして、そこにマットレスを敷いて寝袋を敷いて寝てみましたが、やはり寝袋ではどうも寝心地が悪いのです。

布団が敷きたいなと思ったのですが、問題はアリア車内は荷室と後部座席をスルーにしても最長で180cm しかありませんので、通常の布団は210cm ありますから、本物の布団を敷くのはなかなか難しそうでした。それでもなんとかできないかと。 Amazon をガン見していたら突然降ってきたのが

「ジュニア布団」

でして、180cmしか丈がありません。ちょうどぴったり入る長さでした。そして私はしつこいですが、158cm ですから、これだけあれば十分です。

実際にまずはこの布団で自宅の駐車場でアリア車内で寝てみて、睡眠スコアを測ってみたところ、自宅のベッドとほぼ同じスコアが出たので、よしこれでいけると思いました。

ただ、問題は倒した後部座席の頭の方が空間になってしまうので、そこをどうやって埋めるかです。クッションなども試したのですが、あまりうまくいかなかったので、最終的にはカスタマイズしたベッド用の板を作ってもらうことにしました。これは一点物なので、まーまー高かったです(もちろん、車を買い換えるよりはずーーーっと安いし、車内ベッドの相場値段ではあります)。要は、ベッドの底板みたいなやつですね。これでまっすぐ眠れるようになりました。

そしてパソコンテーブルなのですが、初めのうちはずっと膝上テーブルを使っていたのですが、さすがにこれも疲れるので、ベッドの板と後部座席のドアノブのところにうまく渡るような板をこちらも作ってもらって、空間ができてしまうところには、付け外しができる棒を入れることで平行を保ちます。これで、大きなフラットなパソコンテーブルができました。

この2つがあると、とりあえずビジネスホテルのシングルルームと同等クラスのベッドとテーブルの完成です。

そして、アリアは何と言っても駐車中にエンジンがないので、電源を落とさなくて良いので、エアコン問題をはじめとした電力問題はもともと解決してるのです。そして電源を入れぱなしにしておくと、私は日産ドコモの契約をしているので、常にwi-fi が飛んでいますから、ネットも使いたい放題です。

仕事で、一番ありがたいのは閉鎖空間の中ですから、私が周りを全く気にせずに音声入力はできるようになったことです。これまでカフェその他では何とか色々なカバーをマイクにつけたり、あるいはカラオケルームを借りたいなど、色々工夫をしながらでないと音声入力ができなかったのですが、もう堂々と車の中でベラベラ喋っても誰も周りに迷惑をかけません。しかも、ちょっと複雑な設定が必要になる、PixelからWindowsに流し込む音声入力もいつも使えるようになりました。

ベッドの部分は布団は半分に折りたたむと、大体トランクの方に入りますので、後部座席の半分は普通にワーキングスペースとして布団がない時には使うことができます。そこで、車内電源でお湯を沸かしたりしながらコーヒーを入れたり食事をしたりしています。

実際に車で眠る場所は、最近は RV パークやホテルが駐車場を提供してるところ、温泉施設が駐車場を提供してるところなどたくさんあるので、意外と不自由しません。仮眠であれば、PAやSAも利用可能です。

そして何がすごいと言って、だいたい8時間とかエアコンをつけっぱなしにしても、アリアの場合、10% とか15% ぐらいしか電池がへらないのです。なので、ほとんど移動に対して支障なくいろいろなところで休憩をしたり紙を取ることができます。

普段スマホの電池がなくなると色々不安だと思いますが、巨大な電池を持ち歩いて自分の用途に対してエアコンでもパソコンでもスマホでも映画鑑賞でも何にでも使えるようなイメージです。

もちろんキャラバンマイルームのような出来上がったものを買ってしまえば、それほど苦労はしなかったと思いますが、コツコツと自分で調べたり考えたり、あるいは業者さんを探してカスタマイズしてもらったりなど、楽しい1ヶ月でした。

これまでアリアは前のスカイラインとほとんど同じ使い方しかしてこなかったので(基本、移動用途のみ)、EVの良さを生かし切れていなかったのでもったいなかったなと思いました。正直、移動だけであれば、プロパイロット2.0があり、空気抵抗が少なく、燃費もよくてどこでも給油できるスカイラインの方がずっと楽です。

しかし、車の中で滞在するという用途をアリアに入れた瞬間に全く違う価値が出てきました。自分の居住空間を持ち歩けるのです!! 特に今気に入ってるのは渋滞に突っ込まなくて良いということです。時間差で移動をして、いろんなところに仕事をしたり、止まったりすることができるようになりましたので、自分が最も快適に移動する時間を選ぶことができるようになりました。

また、まだ計画段階ですが、アリアを使ってちょっと遠く、充電して泊まりながら、私が住んでいる東京から、四国や九州ぐらいまで行ってみたいという野望を持っています。冬はちょっと電池自動車が苦手な季節なので(寒さで電池効率が落ちるのと、エアコンの使用で、移動限界距離が縮む)、春になったら行こうかなと思っています。

まあ、長々と書きましたが、もともと車中泊はコミュニティもたくさんありますし、サイトもたくさんありますし、細かいノウハウはそちらの方がよほど充実してると思いますが、多分私が行った車中泊の最大の特徴というのはEVだということだと思います。

これから、もっともっと、車中泊仕様にしやすいようなBEVが出てくると、また世界観がどんどん変わってくると思います。それまではしばらくアリアとの旅を楽しみたいと思います。