「鉄アレイを指に挟んで…」「山にこもり座禅」村田兆治の壮絶な野球人生…“拷問のような特訓”から現役最後の1年を迎えるまで

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「化石かと思ったら、あいつ、まだ生きとった!」。1990(平成2)年開幕戦でロッテの金田正一監督が、完投勝利を挙げた村田兆治を評してこんなカネヤン節を残している。自身13度目の開幕投手を務めた村田は当時40歳で、その年が現役ラストイヤーだった。