米アーティストのエルボーが「リップンディップ トウキョウ」でポップアップ開催 ダイナソーモチーフの作品が人気

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 米カリフォルニアの「コンプレックスコン」に参加したアーティストのエルボー(Elbo)が、東京・原宿の「リップンディップ トウキョウ(RIPNDIP TOKYO)」で12月10日限定でポップアップショップを開催する。限定店にはエルボーのほかに、ジーズィーワン(GZ1)やアバター(Avatar)、スロープ(SLOP)に加え、自身が所属する日本のアートクルーのメンバーも参加する。 販売アイテムはガラスペンダントやアート(約5万円)、新作のデザイナーズトイ(約4000円)、限定Tシャツ(約6000円)、ジーズィーワンとの新作コラボトイ(約2万5000円)など。

 「コンプレックスコン(Complex Con)」は世界最大級のストリートファッションの祭典で、米・ロサンゼルスのロングビーチにあるコンベンションセンターで毎年秋に開催している。今年は「ガールズドントクライ(GIRL’S DON’T CRY)」を手掛けるVERDY(ヴェルディ)がホストを務めたことでも話題となり、エルボーは友人であるデザイナー兼グラフィティアーティスト、ジーズィーワンと参加した。

 エルボーは米・コロラド出身のガラスアーティストで、ダイナソーモチーフの作品で知られる。最近ではファッションアイテムやデザイナーズトイまで幅広いアイテムを手掛けており、セレブやファッションデザイナーにもファンが多い。これまでに「フェルト(FELT)」や「スコロクト(SKOLOCT)」とコラボレーションしている。日本でのポップアップに先駆け、本人に作風や今後について聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):ダイナソーをメインモチーフとし始めたきっかけとは?

エルボー:きっかけは、吹きガラスを始めた当時に好きだった女性が小さなダイナソーを作ってくれたこと。自分がガラスの仕事に専念するようになった頃に彼女とは別れてしまったが、彼女を思っていることを伝えるためにダイナソーを作り続けた。しばらくして彼女にインスパイアされたデザインはやめたが、今でもダイナソーのモチーフを追求し続けている。経験や人など、全ての関わりが私の作品や活動にインスピレーションを与えてくれる。

WWD:ガラス作品に始まり、デザイナーズトイやファッションアイテムを製作し始めた理由とは?

エルボー:自分の作品を一般的な人たちにとってより身近なものにするために、最初はぬいぐるみやフィギュアなどを作り始めた。ファッションとデザインが好きだから、最近ではファッションアイテムの制作も行っている。ファッションで自身のテーマを再構築するのはとても楽しくて刺激的だ。

WWD:今回のポップアップについての意気込みを教えてください。

エルボー:今回のミッションとして、デザイナーズトイやハイエンドなガラス作品を紹介し、日本限定のアイテムも発表する。そして、さらに多くの日本人に自分のアートを知ってもらうこと。「リップンディップ」とは来年正式にコラボレーションを行う予定で、それに先駆けて今回このスペースでポップアップを開くことになった。コラボに向け、自分たちの活動がより加速できることに感謝している。

■ELBO POP UP SHOP
日程:12月10日
場所:リップンディップ トウキョウ
住所:東京都渋谷区神宮前3丁目24-5 NIXビル
時間:12:00~20:00

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