腰痛改善のカギは“お尻の筋肉”にアリ!? 自分で治せる、簡単3STEP「ひとり整体」 | ananweb – マガジンハウス

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不調の本当の原因にアプローチ! 理学療法士・パク・ソンフン先生考案の「ひとり整体」で腰痛を治そう!

腰痛

腰痛の原因は股関節のカタさ。股関節は大臀筋をほぐせばしなやかに。

腰痛のおもな原因は「股関節のカタさにある」とのこと。

「腰を動かす動作のほとんどには、股関節が関わってきます。ここの動きが悪いと腰椎が過剰に動いて、その結果、慢性的な腰痛を引き起こしてしまうんです。股関節がカタくなる理由は、ねこ背などのよくない姿勢や、運動不足で股関節を動かしていないことがあげられます」(理学療法士・パク・ソンフン先生)

改善には股関節を柔軟に…ではなく、股関節を動かす筋肉・大臀筋を柔らかくすることが根本治療への道。

「股関節の動きと大きく関わっているのが、お尻の大臀筋。この筋肉をほぐせば、股関節の動きもスムーズになります。ひいては慢性的な腰痛も快方に向かうでしょう」

アプローチするべきは…お尻!

大臀筋(だいでんきん)
お尻の表層にある大きな筋肉。股関節の動きと連動し、歩く時に重要な役割を果たす。

根本治療に繋がる! ひとり整体のポイント。
“本当の原因”にアプローチする
自分で治せる
1日3回やる
ひとり整体の特徴は、痛みを感じている箇所ではなく“本当の原因”にアプローチすること。それを自力でできるのもポイント。マッサージなどに行くのもいいけれど、結局は日々のセルフメンテナンスが改善には不可欠。朝昼晩など時間をあけて1日3回。カラダに覚えさせよう。

腰痛を改善する3つのSTEP

【STEP1】
床に両手をつき、大臀筋を伸ばす側の脚を曲げ、もう片方の脚を後ろに伸ばす。上体はねこ背にならないように。

【STEP2】
肘が床につくくらいに、上体を前に倒す。脚を曲げたほうのお尻の筋肉が伸びるのを感じながら、30秒キープ。

【STEP3】
伸ばした脚側の手を、曲げた脚側に伸ばして、カラダをひねり30秒。大臀筋がさらに伸びるのを感じる。逆も行う。

【Let’s TRY!】デスクワーク中にプラスするなら!

上の3STEPは会社ではなかなかできないと思うので、デスクワーク中はこれにトライ。座り続けていると大臀筋がカタくなってしまうので、30分に一回ほどやってみよう。

1、骨盤の少し下の筋肉を押す。
骨盤の出っ張りを手で探し、少し下にずらしてお尻の筋肉を触る。そこを親指でぐっと押さえる。

2、筋肉を押したまま上体を前に倒す。
お尻の筋肉を押したまま、股関節から上体を前に5~10回倒す。ポイントは背筋を伸ばして行うこと。

パク・ソンフン先生 理学療法士。不調の改善方法をレクチャーするYouTubeチャンネル「理学療法士 パク先生」が登録者数29万人超え。初の著書『すべての不調は自分で治せる!ひとり整体 この効果、まるでプロ級!』(SBクリエイティブ)を上梓。兵庫県尼崎市「つながり整体院」にて診療中。

※『anan』2023年5月3日‐10日合併号より。イラスト・本村 誠 取材、文・保手濱奈美

(by anan編集部)

https://ananweb.jp/news/482115/