「一生大切にしたい…!」愛され彼女になるために必要な「たったひとつのこと」 – 文・沙木貴咲 | ananweb – マガジンハウス

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付き合う前も後も変わらずに愛され、一緒にいる時間を重ねるほど大切にされる女性がいます。一方で、熱烈にアプローチされて付き合っても、すぐに飽きられてしまう女性がいます。これは単に相性の良し悪しだけでは語れないはずで、いったい何が原因になっているのでしょうか?

お互いに苦手なものを上手く片付けようとする

「妻は面倒なことをスルーしないでキチンと向き合ってくれる人。お互いに頑固だから意見が食い違うと平行線をたどりやすいけれど、彼女は『ここまでは許す。これ以上はイヤ』というラインを明確にして、そもそも揉めることを回避してくれた」(40歳男性・既婚)

この男性の妻は、恋人として付き合っていたころから、こうした線引きをハッキリしていたようです。ケンカの種はあっても、お互いに触れてはいけないラインをわきまえているためけんかはほとんどなく、そんな彼女が心地良くて結婚を決めたそうです。

「彼女も自分も時間にルーズで待ち合わせの時間どおりに会えた試しがない。最初はお互いにイライラしていたけれど、彼女が『待ち合わせしなければいい』と近所に引っ越してきて関係が良くなりました」(32歳男性・営業)

こちらのカップルは、彼女の提案で「どうすればイライラしないで済むか」を話したとのこと。一方的に責めたり、いじけたりしないで問題を解決しようとする彼女に男性は惚れ直したと言います。

冷静に話し合いができる

「元カノは思いどおりにならないとすぐ泣く人で、向こうが悪くても強く言えないし、なぜかいつも僕が謝っていた。自分から告白した相手だったけれど3か月で別れた」(27歳男性・プログラマー)

この男性は、彼女が泣くのが嫌だったわけではなく、話し合いができないことにウンザリしたと言います。「話し合いを嫌って泣いているのかなと思ったら気持ちが一気に冷めた」とのことで、一緒に問題解決ができない人とはお付き合いが続かないのかもしれません。

「彼女は揉めた時に『どっちが悪い』ではなく、『この問題をどう解決しようか?』と考えるタイプ。怒ったり泣いたりするけれど、ちゃんと話をしようとするから自分も真剣になれる」(38歳男性・自営業)

このカップルは結婚を約束しているそうで、男性は彼女が感情的になっても支離滅裂なことを言わないところが好きと言います。喜怒哀楽がハッキリしているのはむしろ魅力的で、彼女が怒ってもあまり気にならないのだとか。

恋愛は結局のところ人間関係ですから、うまくいかないときの振る舞い方で恋のゆくえは変わるのでしょう。

愛され彼女にもっとも必要なこと

恋愛は楽しむものであり、苦悩させられることが多ければ、「この人と一緒にいても幸せにはなれない」と気持ちが冷めてしまいます。ピンチを迎えたとき、前向きに言葉を交わして足並みをそろえようとする人がいつまでも愛される恋人になるのでしょう。

彼氏からずっと愛され続けるには「ポジティブであること」がもっとも大事で、ポジティブでいるためには安定したメンタルが欠かせません。気分のアップダウンがあっても、彼氏には落ち着いて誠実に向き合おうとする女性が愛され彼女になるのです。

<筆者情報>
沙木貴咲
ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかで、さまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。

©Julia Zarubina/Adobe Stock

文・沙木貴咲

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