性別変更の手術要件、生殖能力なくす手術は「違憲」 最高裁

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最高裁大法廷は25日、トランスジェンダーの人々に対し、戸籍上の性別を変更する際に生殖能力をなくす手術を受けることを義務付ける現行の規定を違憲とする決定を下した。

20年前に制定された法律では、トランスジェンダーの人々が戸籍上の性別変更を望む場合、性同一性障害と診断されること、変更後の性別に似た外観の性器を備えていること、生殖能力を持たないことなどを要件として定めている。このため戸籍上の性別を変…