中世以来“尻切れトンボ”と言われている、儚くも無情感漂う源氏物語のラスト。紫式部は、なぜハッピーエンドやドラマチックなラストにしなかったのか。そこに込めた紫式部のメッセージを考察する。本稿は、大塚ひかり『やばい源氏物語』(ポプラ社)の一部を抜粋・編集したものです。
中世以来“尻切れトンボ”と言われている、儚くも無情感漂う源氏物語のラスト。紫式部は、なぜハッピーエンドやドラマチックなラストにしなかったのか。そこに込めた紫式部のメッセージを考察する。本稿は、大塚ひかり『やばい源氏物語』(ポプラ社)の一部を抜粋・編集したものです。