ウーバーとドアダッシュは新垂直市場で急成長:宅配アプリの3Q決算

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今年は自由裁量の支出が減少したかもしれないが、人々は利便性への支出は減らしていないようだ。

ウーバー(Uber)とドアダッシュ(DoorDash)は、アルコール、コンビニエンス商品、食料品などデリバリー事業における新垂直市場で第3四半期に成長した。ウーバーの新垂直市場における予約総額は、恒常通貨ベースで前年同期比46%増となった。一方、ドアダッシュは、新垂直市場がレストラン事業よりも急速に成長していると述べた。

景気後退、インフレ、消費者の買い控えの脅威も、ウーバーやドアダッシュの成長を妨げてはいない。実際のところ、これら2つのデリバリーアプリの予約や注文は、この四半期に大幅に増加した。ウーバーのデリバリー部門の予約総額は前年同期比18%増の161億ドル(約2兆4300億円)に達し、ドアダッシュの合計注文金額は同24%増の5億4300万ドル(約820億円)だった。

サイズモアキャピタル(Sizemore Capital)の最高投資責任者チャールズ・ルイス・サイズモア氏は、「これらの企業は、今年小売業界を襲ったインフレという災難の影響を受けなかった」と語る。「デリバリー業界における最大の不安のひとつは、パンデミックのあいだは非常に便利だったが、その後の生活が平常に戻るにつれ、売上や成長は先細りになり、素晴らしい成長のストーリーも消えていくのではないかということだった。だが、それは事実からはほど遠かった」。続きを読む

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