思考実験から実践へ

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大寒波でイチゴのハウス栽培がピンチだという。
どういうことかというと、そもそもイチゴは春が旬の作物なのである。しかし需要のピークがクリスマスのショートケーキなので、それに合わせて11月下旬くらいからハウス栽培で作られるようになる。どうしてかというと、擬似的に越冬をさせなければならないからだ。

イチゴは5℃以下になると越冬モードになり数週間以上たたないと果実をつけない。辛く厳しい冬を乗り越えて春を迎えて果実をつけるわけだ。ハウス栽培の場合は寒くなり始めた11月くらいに外気温で擬似越冬モードを体験させ急速に暖房をすることで春がきたと誤解させて果実をつけさせるわけだ。

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