【気球撃墜】国際法上の気球の扱いは 過去の領空めぐる緊張は

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アメリカ本土などを横断していた中国の気球を、アメリカ軍の戦闘機がサウスカロライナ州の沖合で撃墜したことについて、中国外務省は謝鋒次官が北京にあるアメリカ大使館に厳正な申し入れを行ったと発表しました。防衛省によりますと、気球は国際法上、航空機に位置づけられ、他国の領空に侵入するのは国際法に違反し、領空侵犯にあたるとされています。過去に軍用機や民間機が他国の領空に入ったことで、当事国だけでなく国際社会全体の緊張が高まったことがあります。