春闘 三菱UFJ銀行の労組 5.5%程度の賃上げ要求方針固める

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物価高への対応が焦点となることしの春闘で、大手銀行「三菱UFJ銀行」の労働組合は、正社員と契約社員を対象に、給与や賞与など全体で、5.5%程度の賃上げを求める方針を固めました。3.5%の賃上げで妥結した去年を大幅に上回り、組合の要求としては、銀行が合併する前の4行体制だった1992年以来、31年ぶりの高い水準です。組合は、2020年度以降、行員の成果を重視して報酬を決める仕組みが導入されたことを受けて基本給を一律に引き上げるベースアップを要求してきませんでしたが、記録的な物価の上昇を踏まえ、今回は、4年ぶりにベースアップも求めるとしています。