芥川賞作家 佐藤厚志さんに聞く 虚構とリアルの間で

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東日本大震災をテーマにした「荒地の家族」で芥川賞を受賞した仙台市出身の書店員、佐藤厚志さん(41)。津波で仕事道具をさらわれた主人公が、震災の2年後に妻を病気で亡くし、喪失感を抱えながら、生活をたてなおそうともがく姿を描きました。なぜ今、震災をテーマに作品を描いたのか今後、震災とどう向き合っていくのか震災から12年となることし3月、佐藤厚志さんにNHKの番組取材で聞きました。(NHK仙台放送局記者 伊藤奨)