北朝鮮は、9日で建国から75年となるのに合わせて首都ピョンヤン中心部の広場で民兵組織の「労農赤衛軍」などによる閲兵式が8日、2年ぶりに行われ、キム・ジョンウン総書記（金正恩）が娘を伴って出席したと、国営の朝鮮中央通信を通じて発表しました。北朝鮮としては、正規軍による軍事パレードを含めことしに入って異例の3回目となる大規模な隊列の行進を通じて国威発揚を図るねらいがあるとみられます。また、閲兵式には、劉国中副首相が率いる中国の代表団や、ロシア軍の楽団も招かれたということで、アメリカなどに対抗するため3か国の結束を誇示したい思惑もありそうです。
北朝鮮 建国75年で閲兵式実施 キム総書記が娘ともない出席
