“シーソー”がリブランディング 髪の動きと艶に着目し、印象からの美を追求

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理美容室専用の化粧品ブランド「ルベル(LEBEL)」のヘアコスメプロダクトシリーズ“シーソー(SEE/SAW)”が5月18日、新たなメッセージとともに美しさの魅せ方を進化させ、リブランディングした。

2018年に誕生した“シーソー”は、“艶やかな髪で印象から美しさをかなえる”ブランドとして支持されてきた。今回のリブランディングでは新たに、髪の動きや艶といった視覚的な印象の美しさに着目。「美しさは、生み出す動きに宿るから」というアップデートメッセージとともに、インバス・アウトバスアイテムを発売する。インバスは髪質やコンディションに合わせた“バランス”“スムース”タイト”の3種を扱い、それぞれ“ヘア&スキャルプシャンプー”(各250mL〜、各3850円〜)と“ヘアトリートメント”(各200mL、各3850円〜)をラインアップ。アウトバスは、なりたいスタイルや髪質で選べるオイルタイプ2種とミルクタイプ1種のヘアトリートメント(各80mL、各4180円)をそろえる。

リニューアル背景の一つとして、「市場環境と毛髪ケアニーズの変化がある」と語るのは戸田和成・タカラベルモント化粧品事業部 化粧品研究開発部研究員だ。「昨今のハイトーンのヘアカラースタイルやウェーブスタイルの多様化で、『髪が硬くまとまらない』『ブリーチ部分のぎらつき感が気にある』といった悩みが増えている。新生“シーソー”が追求したのは、髪の動きへのアプローチと柔らかな透明感だ」と話す。

髪の動きのアプローチには、髪一本一本の中心部(メデュラ)まで美容成分を浸透させる最新の高浸透技術・ヘアメデュラケアを採用。髪に潤いを与える成分・コレステロール(毛髪の脂質中5.2%がコレステロールを占め、人は10歳をピークに毛髪中コレステロールが減少)を深部に届けることで、毛先が広がることなく、しなるように揺れる(動く)髪へと導く。また、印象学の研究結果から髪の透明感には“青み”が重要であることを解明。青みを高めるレイリー散乱と呼ばれる光の現象をテクノロジーに応用し、ヘアカラー後に生じやすい赤みや黄みによるくすみ感を緩和し、くもりのない透明感を引き出す(オイルタイプのヘアトリートメント“クリアオイルシャープ”、“クリアオイルフラット”以外に採用)。

ブランドデビュー時から好評だったシトラスベースにミモザやピアニーが香る透明感のある香調はそのまま、アイテムをラインで使用することでより奥深くふんわりと香る。

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