特集 フランチャイズビジネス 第39回フランチャイズショー2022 |株式会社エス・エー・アイ

取材展示会概要
展示会名:第39回フランチャイズショー2022
会 期:2022年3月2日(水)~4日(金)
会 場:東京ビッグサイト
主 催:日本経済新聞社

ほとんどの人がパソコンやスマートフォンを使う現代、IT業界における人材の需要は増す一方である。同時に、幼いころから機械に興味を持つ子供も増えてきただろう。そんな子供を対象に、プログラミングを一から学べる場を提供し、人気を集めているスクール「Swimmy」がある。運営する株式会社エス・エー・アイの取締役、瀧澤勝之氏にお話を伺った。

―御社のビジネスについて、どのような商品をどのような思いでつくり、どのようにして広げようとされているのかを教えていただけますか?

プログラミングスクール「Swimmy」は、年長さんから小~中学生に向けたプログラミングの教室をやっております。
うちはソニーの「メッシュ」というツールを使っている授業と、「マイクロビット」を使った授業が売りとなっておりまして、両方とも手にとって操作する教育ツールです。そのため、我々の授業はオンラインでの提供はやっておらず、実際に生徒さんに教室まで足を運んでいただくスタイルをとっています。

あともう一つ売りとしましては、先生1人に対して生徒さん2人の、完全個別指導を行っております。そこが他のスクールさんとの違いになっています。他のプログラム教室さんだと、先生1人に対して複数名の生徒がつくという教室もあるようですので、我々はかなり目の行き届いた教育をおこなえているかと思います。

―オーナーさんの立ち位置というのは、教室のオーナーになるのでしょうか?
それとも、講師をやるという実働もあるのでしょうか?

両方の側面がありますね。でも、うちのフランチャイズをしていただいているオーナーさんは、基本的にマネージャーもやっていただいております。

―ではもうオーナーとしては全般に携わっていて、実働もしながらオーナーもやってということでしょうか?

そうですね。子供達に教える事まではしなくとも、実際に教室に立って、管理をしているというようなオーナーさんが多いです。

―イニシャルコストはどのくらいかかりますか?

個人様が法人様かでいうと、主に法人様を相手におりまして、個人様はいったんNGとさせていただいております。
初期費用は加盟金・研修費・初期の機材代を含めて、だいたい500万円の内側で始めることができます。

―現在の展開数と今後の目標について、「これからこうやっていきたいんだ!」というものはありますか?

去年展示会に出たときは、まだ3校だったんです。でも現在は9校まで増えてきております。
なので、今年いっぱいで新規に20校のフランチャイズを作って契約していきたいなと思っています。

―そのあたりは自信があるのでしょうか?時流的なところなど、手ごたえはありますか?

手ごたえというか、チャレンジの気持ちの方が大きいかもしれないですね。

株式会社エス・エー・アイ 取締役の瀧澤氏

―先ほど伺った「1人の先生に生徒が2人」というのも差別の一部だと思うのですが、他に何か「これだからうちと組んだ方がいいよ」みたいな訴求できる部分はありますか?

他のロボット教室さんですとロボットの動きに縛られてしまったり、オンラインの授業だとパソコンの中だけで終わってしまうことも多いかと思います。
うちでは先ほどお伝えした通り、ソニーの「メッシュ」「マイクロビット」を使った授業ですので、「生徒ひとりひとりのアウトプットがみんな違ってもOK、自分の発想したものを好きに作ってもらう」というような、自由度の高いカリキュラム内容になってます。

―生徒さんの最終的なゴールというのは、どこになるのでしょうか?

最終的には「パイソン」というプログラム言語を習得してもらうのが、ゴールとなっております。

―それは小学校低学年ぐらいでもできますか?

早くて3年生でやっている子がいます。もちろん、中学生・高校生の生徒さんもいます。

―なるほど。
これからのIT人材を育てるという意味ではかなり時流に乗っているし、さらに体験型でちゃんと触りながらやれる、発想を形にできるということですね。

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