特集 フランチャイズビジネス 第3回FRAX TOKYO|株式会社アドバンス

会期:2023年1月12日(木)〜14日(土)
会場:東京ビッグサイト
主催:RX Japan株式会社

コロナ禍をきっかけに、助成金や補助金に注目が集まっている。しかし助成金や補助金には種類が多く、取り入れたくてもハードルが高いと感じている企業や個人事業主も多いだろう。

そんな中、株式会社アドバンスでは助成金や補助金に関するコンサルティング事業を展開している。第3回FRAX TOKYO特集の今回は、株式会社アドバンスでコンサルタントをつとめる島田健太(しまだ・けんた)氏に話を伺った。

株式会社アドバンス コンサルティング事業部でコンサルタントをつとめる島田健太氏

副業OKの時代にマッチした、助成金・補助金ビジネスに関わる代理店募集

ーーまずは初めて御社を知る読者に向けて、今はどのようなビジネスをしているか教えていただけますでしょうか?

島田氏(以下、島田) 弊社では今、代理店を募集しています。助成金や補助金を商材として企業さんに向けた助成金や補助金のご提案・診断をしていただき、弊社のコンサルティングプランのご契約をしていただくところまでというのが代理店さんのお仕事です。

弊社ではグループ会社で社労士事務所を抱えておりまして、申請代行や書類作成は全てこちらでやらせていただいています。そのため代理店さんにやっていただくのは営業活動となります。

ーー助成金や補助金を獲得したいけど、どうしたらいいんだろうという方に説明とコンサルティングをされている会社さんなんですね。代理店さんにはマッチングをお願いしているということですが、現在加盟されているのは個人と法人どちらが多いですか?

島田 はい。数で言うと、個人の方が圧倒的に多いです。8割以上は個人で、新しいことを個人で会社に勤めながらやりたいという副業の方が多いです。

ーーなるほど。個人が多いということは、加盟金のハードルも低めなのでしょうか。

島田 もちろんプランにもよるんですけれども、下は180万円から、上は280万円ぐらいですね。

ーー個人の自己資金でも、融資を受けてもはじめやすいということなんですね。

島田 加盟金に関しては融資を受けるほどの額ではないので、カードも切ることができます。弊社のほうでは分割は行っていないのですが、カード会社さんの方で分割の対応をしてもらえれば、加盟金の工面もしやすいかと思います。

報酬単価も結構高く、代理店さんのプランにもよりますが1契約あたり20万円から25万円ぐらいが代理店さんの報酬となります。だいたい副業でやられてる方で月に7〜8件、多い方だと15件ぐらい獲得されているのですが、15件獲得すると300万円ぐらいが代理店さんの報酬金になりますよね。

例えばBtoB向けの商材を勤めている会社で持っているという方であれば、助成金を受給していただいたタイミングで、ご自分の持っているBtoBの商材を差し込んであげるとそちらの売り上げも上がりますし。

ーーなるほど。報酬というのは成功報酬なのでしょうか?

島田 いえ、成功報酬というよりも、案件を獲得していただいた時にお客さんから最初にいただく費用から、代理店さんの報酬が発生するんです。助成金を受給すると、実際に手元にお金が来るのは1年とか1年半後くらいになるのですが、お客さんに加盟のお申し込みをいただいた月にお客さんからご入金をいただくと、翌月末にはもう代理店さんの報酬となります。

ーー助成金や補助金はたくさん種類がありますが、どのようにコンサルティングをしているのでしょうか?

島田 弊社の場合は代理店さんが契約しやすくなるようにプランニングをしていて、代理店さんができるだけ判断をしなくて済むようにしています。

特徴的なものとしては、年間で申請し放題のプランというものをご提供させてもらっています。お客さんに選んでいただくプランによっても、1年契約・2年契約・スポット契約があるのですが、ほとんど9割以上の方が年間契約なんですね。その年間契約であれば、最初にお客さんからいただくのはコンサル費用として35万円。 その35万円のうち、40〜70%というのが代理店さんの報酬になります。あとは代理店さんのプランによって報酬の割合が変わってくるので、報酬に幅があるという仕組みになっています。

ーー申請し放題のプランがあるんですね。代理店に加盟する方に向け、研修などはありますか?

島田 はい。弊社のコンサルティングプランの契約獲得が目的なので、研修もしっかり行っています。

助成金の知識についてはもちろん、営業の研修もあります。弊社は自社でも新規でエンドユーザーさん向けの営業をしているので、商談の動画やスクリプトもご提供しています。研修でも商談のロープレをやりながらという形になるので、 実際に営業活動をはじめられるのは加盟費用をご入金いただいてから、大体半月ぐらいとなります。

ーー半月!わりとすぐに活動ができるんですね。

島田 しかもお仕事をしている状態で、加盟してから半月ぐらいで稼働できるイメージですね。大体は1回目の研修がちょっと長くて2時間から3時間ぐらいかかるのですが、その後はzoomで、1時間半ぐらいの研修を4、5回受けていただければ営業活動にも出られるようになっています。

助成金って、条件に該当していれば原則もらえるものなので、助成金自体に審査はないんですよ。代理店さんがお客さんと商談した時にも、もらえる金額はほぼ判明します。その上でいくらの費用かければもらえるかということを相談するだけなので、弊社にお申し込みいただく8割以上は即決契約です。商談してその場で契約いただくことで手離れもいいので、個人の方でもはじめていただきやすいですね。

ーー副業が一般的になる中、はじめやすいビジネスなんですね。

島田 そうですね。人にお金を預けて投資だ運用だってやるのは大変じゃないですか。その中で、弊社で扱っているのはランニングコストがかからないプランがほとんどです。 ランニングコストがかかってしまうとどうしてもきつい部分があるかと思いますが、弊社のプランであれば本業が忙しい時は休憩していただくことももちろん可能ですし、逆に本業からシフトしていって、こっちを本業にされる方も結構多いんです。 そのため、独立に向けてバランスを取りながら少しずつシフトしていくことができるのもいいところだと思います。

弊社で加盟していただく代理店さんの中には、 半年ぐらい経つと、僕たちが知らないうちに会社を辞めて独立している方も結構多いですね。このコロナ禍を含めて、やっぱり助成金や補助金に対しての関心が企業さんのなかですごく強まっているので、アポイントも取りやすいですし。

0から助成金のための営業をしようとしたとしても、それだけでもう結構アポイントって取りやすいんですよ。もちろん、今BtoBの商材を持っている方ならば、そのついでという形でも問題ないですし、契約の獲得はかなりしやすいと思います。

ーーそれでも、個人での営業だと参入が難しそうですよね。

島田 そうですね。ただ、単純に間にコンサル会社を入れるとなると、コンサル費用だけでなく社労士さんに支払うお金もかかります。他のコンサル会社さんはコンサルにまた別にお金を支払う必要があるので、 ちょっと敷居は高くなってしまいがちなんですよね。

しかし弊社の場合はグループ会社で社労士を抱えているので、そのコストもだいぶ削減でき、お客さんに安いプランでの提案や提供をすることができます。

最近の助成金は数がすごく多いのですが、その中から僕たちの方で業種に関わらないものや金額のボリュームが出るところを10種類ほど選定して、代理店さんに研修をしているんですね。そのため提案もしやすいですし、提案資料にも弊社では郷ひろみさんを使わせていただいているところもポイントです。郷ひろみさんを知らない日本人ってなかなかいないじゃないですか。

僕たち本部の仕事としては、 株式会社アドバンスマッチという商材に対しての、広告や認知を上げて、代理店さんが契約を取りやすいように日々努めているところにあります。

ーーそうなると集客の面でも安心ですね。ちなみに事務所を構える必要はあるんでしょうか?

島田 必要ないです。屋号もいらないです。普通に副業の扱いとして始められますね。確定申告は必要かもしれないですけど。

ーー助成金や補助金に注目が集まっていて、ニーズも高まっていますもんね。

島田 実際に今まで助成金や補助金に関わったことがあって、弊社の代理店さんになる人ってほとんどいないんですよ。みなさん、全く未経験から始めています。報酬単価も高いですし、キャッシュフローも早いことが特徴なので、早い方だと初期投資を1ヶ月〜2ヶ月ぐらいで回収されていますね。

ーーそれはすごいですね。BtoBの商材を持っていたら余計に始めやすいですよね。

島田 はい。例えば保険の営業マンさんなんかは、やっぱりお金の話もしますから、相乗的にビジネスができるのはすごくいいところだと思います。助成金は助成金で、会社に勤めてるのであれば、自分の財布に入りますし、 売り上げが上がって会社からも褒められますし。

ーーなるほど。御社のビジネスに興味がある人向けに説明会なども行っているのでしょうか?

島田 そうですね。私、島田が代理店さんとのお話をさせていただく立場ですので、ご連絡をお待ちしております。弊社のホームページの方から説明会予約の申し込みができますので、そちらにアクセスしていただければと思います。