特集 RINX 第14回 メンズ脱毛 専門店『RINX(リンクス)』統括管理者にインタビュー!その魅力に迫ります

メンズ脱毛RINX

輝きを放つ企業の特長などをインタビューで掘り下げ、普段なかなか聞くことのできない企業のもつコアな部分をお届けするBIZALOTオリジナル企画特集記事。

今回は、現在全国に87店舗を展開するメンズ脱毛専門店『RINX』の、秋葉原神田店、山梨甲府店、高知帯屋町店の3店舗を統括管理する加藤茂さんにインタビュー。

美容師の経歴を持つ加藤さんが、転職活動時に改めて気づいた「美容」に対する思いや、 身だしなみが整う成功体験などについてお話を伺いました。

オンラインの取材風景 左から編集長・向井 リンクス・加藤氏 ライター・林

「身だしなみを整えたい」という思いから脱毛をスタート

――まずは加藤さんとRINXの出会いのきっかけを教えてください。

加藤茂(以下:加藤):私がRINXに入社したのは2016年4月。じつはその前からRINX銀座有楽町店にお客さんとして通っていました。その時に施術を担当してもらったのが、当時銀座有楽町店の店長で、現在は川崎駅前店や湘南藤沢店の統括管理者である高林さん。

施術中に私が「転職活動をしている」という話をしたところ、RINXで求人募集をしていることをお聞きしました。

自分自身も施術を受けていましたので脱毛の素晴らしさは実感していましたし、高林さんからRINXの会社としての魅力も伺っていましたので、あれよあれよと入社の面接をさせていただくことになり入社に至ります。

ーーもともと会員さんだったのですね。毛に対するお悩みがあったのですか。

加藤:とても濃いというわけではないのですが、前職では富裕層向けの家具ショールームで働いておりましたので、身だしなみを整えるという意味でなるべく綺麗な方がいいと感じ、職場の近くのRINX銀座有楽町店を選びました。

ーーRINXをお客様目線で選ばれた時の決め手は何でしたか。

加藤:私が脱毛をはじめた7~8年前は、メンズ専門の脱毛サロンやクリニックはそれほど選択肢がありませんでした。RINXもまだ全国に十数店舗しかなかったと思います。

職場の近くでメンズ脱毛を検索したところ数件ヒットしたのですが、RINX以外は女性が施術したり針を使ったニードル脱毛だったり。

私はできれば女性ではなく男性に施術されるっていう方がよかったですし、できるだけ痛くない脱毛方法がよかったので、その条件をクリアしていたRINXを選びました。

ーー前職はショールームで働かれていたということですが、同じ接客業とはいえ、脱毛業界はまったくの異業種ですよね。RINXへ転職する不安や戸惑いのようなものはなかったですか。

加藤:結論から言いますと、ありませんでした。

じつはショールームで働く前に、私は美容師をしていたのです。いろいろな経験を経て「結局どの業界で仕事をしたいのか」と考えた時に、そもそも根底にやっぱり自分は「美容が好きだ」というのがあることに気づきました。

ただ美容師に戻ることはなかなか難しいかな…と。じゃあどんな美容の仕事があるだろうと考えると、なかなかないんですよね。美容メーカーや美容ディーラーなどは、美容師相手の仕事が多く、私がやりたいこととは少し違うと感じていました。

そんな時に高林さんからお誘いを受け、「ここだ!」と思いました。

ーーもともと美容師であり美容業界に興味がある加藤さんですから、高林さんも求人についてお話されたのでしょうね。

加藤:なぜ私に声をかけたかは聞いていませんが、当時RINXでは求人掲載をあまりせず、一緒に働きたいと思うお客様に声をかけてスカウトし、入社に促していく流れが多かったように思います。実際に私もRINXスタッフになってからスカウトをした経験もあります。

ーーそうなんですね。高林さんが加藤さんをスカウトしたように、声をかける方は誰でもいいわけじゃないですよね。加藤さんがスカウトをするときは、どんな方に声をかけるのですか。

加藤:やはり美容の仕事ですので、まずは身だしなみ・清潔感は大切ですね。あとは、例えば予約の時間に遅れてこないかとか、遅刻せずにちゃんと通われてる方なのかとか、RINXがそのお客様にどれだけ好かれているかとかですかね。

ーーなるほど。この人だったら一緒に働きたいなって思える方に声をかけているということですね。高林さんもきっと、加藤さんに対してそんないい印象があったからこそ、声をかけられたんでしょうね。

少し先回りした考え方で、常にお客様目線で対応

RINX高知帯屋町店のエントランス
RINX高知帯屋町店のエントランス。白で統一されており、清潔感と高級感がみなぎる。

ーーメンズ脱毛業界で働くようになって、最初はどうでしたか。

加藤:とにかく仕事が楽しかったですね。自分にはお客様に美を提供する作業が向いていると感じました。自分も施術を受けていたこともあり、施術に関してはあまり苦戦はしませんでしたね。

ーーその後、統括管理者という立場になられるのですが、最初に責任者となった店舗はどちらですか。

加藤:秋葉原神田店です。私は東京出身なので、まずは東京からスタートしました。秋葉原は東京の真ん中に位置していて、新宿や渋谷、上野などと同様にいろんな路線が乗り入れ、人の流れが多いところ。ここならうまく集客できるだろうという見立てから、秋葉原を選びました。しかし正直、最初の1年はとても苦戦しました。

ーーそうなんですね。これまでほかの統括管理者の方にお話しを伺った際も、同様に苦戦されたとおっしゃっていた方もいました。加藤さんはどのように乗り越えられたのですか。

加藤:特別これをしたっていうことはないんですが、たとえばすでに通われているお客様にご友人を紹介していただいたり、ホームページに掲載する写真やブログなどを充実させたり、自分でできることはなるべくしっかりと毎日取り組むようにしました。

あとは本部の施策もタイミングよく合致したこともあり、少しずつだんだん前に進んでいけたという感じですね。

ーー小さな努力をコツコツ積み重ねていくうちに出口が見えてきたんですね。その後は山梨甲府店と高知帯屋町店を統括管理されていますが、どちらも加藤さんにとって縁のある土地なのですか。

加藤:いいえ、ありません。現在はRINXの店舗が全国に広がっていますので、まだ出店していないエリアや比較的東京から移動しやすいエリアを選びました。山梨甲府店は秋葉原から約2時間、高知は東京から飛行機で1時間ちょっとでアクセス可能なんですよ。

ーーどのエリアもそうですが、RINXさんは特に郊外店舗のパイオニアですよね。

加藤:そうですね。出店したばかりの頃は個人サロンが数店ある程度でした。最近でこそ大手をはじめ競合店が参入してきたと感じます。お客様からも「通いやすい場所にRINXができて嬉しい」というお声を多くいただいております。

今後ももっと統括管理する店舗を増やしていきたいと考えていますが、むやみに出店するのではなく、まずは今自分の管理している3店舗の基盤をしっかりと整え強くする。その上で店舗を増やしていきたいですね。そのためにも、スタッフの育成が目下の目標です。

ーー昨今はどの業界も人材不足に悩んでいると思います。ただ誰でもいいというわけではありません。加藤さんは求人募集をする際に重視するポイントなどはありますか。

RINX秋葉原神田店のスタッフ
RINX秋葉原神田店のスタッフ。RINXは男性スタッフのみで施術してくれる。男性だからこそわかるキメ細かなサポートも売りだ。

加藤:そうですね。応募をしてくださった方は、さまざまな経験を経ています。過去の経歴を見ると、入社して1ヶ月で仕事を辞めているということもありますが、私はそれは決して悪いことではないと思うのです。ただそこにちゃんとした理由があって、プラスの転職をしているかどうかはしっかりと見ています。

ーーなるほど。ところで加藤さんは現在もスタッフさんとして店舗に立たれているそうですが、接客をするうえで大切にしていることはどんなことですか。

加藤:常にお客様目線で対応することです。例えば、お客様は施術の際、薄着になりますし身体にジェルを塗られます。つまり私たちは暑くても、お客様は寒いと感じることもあるんです。少し先回りした考え方をして、事前に「ブランケットをかけますか?」と声をかける。お客様が快適に施術を受け、また来たいなと思ってもらえるような接客を心がけています。

ーー加藤さんもお客様という立場だったからこそ、してもらって嬉しかった経験が役立っていますね。ここからは加藤さんのプライベートなところも、少し教えていただきたいと思います。オフの日は何をされていますか。

加藤:オフの日に限らずですが、週に4~5回はジムに行っています。私はもともとすごく細い体型でガリガリだったんです。ジムに通うこと自体が少し恥ずかしいと思うほどでした。

そんな私に身体を鍛える楽しさを教えてくれたのが、個人的にも仲良くさせていただいているRINXの熊本新市街店や大分駅前店の統括管理者である田山さんです。

彼は前職でトレーナーをしていたこともあり、いろいろ教えてもらったことがきっかけで「行ってみようかな」と考えるように。それが5年くらい前です。ジムを探していたら、たまたま自宅と秋葉原の間に新規オープンするジムがあり、新しいお店だったらあんまり人がいないから気兼ねなくできるかな…と思って入会したのがきっかけ。そこからずっと続けてるって感じですね。

ーー続けているのがすごいですね。ハマっちゃったという感じなんですかね。

加藤:そうかもしれないですね。最初はガリッガリでしたから、ちょっとずつ筋肉がついていき、それが成功体験で、もうちょっとやるか、もうちょっとやろう…という繰り返し。ここまでやると逆に、今やらなくなってしまうとこの5年間が無駄…とまでは言いませんが、もったいないと感じてしまうので行っています(笑)。

いつも清潔に整えられている施術室。清潔な環境で施術してもらえる安心感は、施術を受ける者として非常に重要だ。

ーー今、成功体験というお話がありましたけれども、脱毛もちょっと近いところがあるのかなって思いました。ヒゲから始めてキレイになってきたら、ほかの部位もやりたいと思う。きっと自分に自信がついてくるような感覚ですよね。

加藤:実際にそういったお客様はとても多いですね。メンズ脱毛って、やはりまだちょっと恥ずかしいとか、お店に入りにくいとか、料金が高いとか思われる方も多く、躊躇しているケースもあると思います。

脱毛のお店はたくさんありますが、創業15年の実績、接客応対のスキルの高さなど、どこのお店や会社さんよりもRINXは優れていると自負しております。ちょっとでも気になる方は、ぜひお話だけでも聞きに来ていただきたいです。脱毛の魅力を感じていただき、お客様の理想に近づくため、一緒に成功体験を重ねていけたらと思います。

ーー今回はZoomでのインタビューですが、RINXの確固たる自信と加藤さんの美容や体型に関するストイックさが画面越しからも伝わってきました。誰しも身だしなみを整えることは、相手に対する敬意でもありますね。加藤さんのお話から学ぶことも多く、自分も正さなくてはならないことに気づけた気がします。今日はとてもいいお話をありがとうございました。

メンズ脱毛のRINX 店舗情報